【イベントレポート】MIXI・KLabLT会vol.3を開催しました!

2023年8月、KLabとMIXI様のクリエイター合同でLT(ライトニング・トーク)会vol.3を開催しました!

「MIXI・KLabLT会」とは?

MIXI様とKLabで活躍するクリエイターたちが会社の枠を超え
クリエイティブについて自由に話すライトニング・トークイベント(LT)

Vol.1のイベントの開催経緯については「MIXI DESIGN note
Vol.1.2のイベントレポートは「MIXI・KLabLT会vol.1」「MIXI・KLabLT会vol.2」で紹介していますので、ぜひご覧ください!

開催レポート

今回は「専門領域+Add One Skill」をテーマに座談会形式で自由に話をする形式で行われました!

司会者はこのイベントお馴染みのこの方

KLab宮内さん.jpg司会:宮内俊成(KLab)


サウンドクリエイターとして2012年にKLab入社。
クリエイティブ部サウンドグループマネージャー兼クリエイティブ広報窓口を担当

登壇していただく方々の紹介

安井 聡史(やすい やとし)[株式会社MIXI]

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経歴

2005

同年卒業した専門学校の教育補助員

2007

音楽制作会社でサウンドクリエイター・レコーディングエンジニア・MIXエンジニア・Webデザイン

2012

不動産営業・同年にフリーランスも経験

2013

音響機器・音楽制作ハード/ソフトメーカーからカスタマーサポート業受託・チームリーダーっぽい経験

2016

データセンター運営会社へ出向してテックサポート

2017

ミクシィ(現:MIXI)入社 ゲーム実装ボイスの権利管理・サウンドディレクター・リーダー経験

2018

サウンドGマネージャー・IP監修

2022

MIXIのデザイン職支援・デザイナーリレーションGマネージャー・プロジェクトマネージャー的な経験

2023

MIXIのコーポレートブランディング・室長

サウンド職から別の業界に飛び込み、様々な経験を経てサウンド職に戻っている安井さん。どんな心境の変化があったのか、深堀りさせていただきたいです!

中野 裕太(なかの ゆうた)[KLab株式会社]

MIXI✖️KLabLT会_vol3.png

経歴

2009

京都の芸術大学卒業後、自転車屋就職。

2010

店長になる。専門はランドナーとスポルティーフ

2012

エリアマネージャーになる。たまに美術解剖学やデッサン、クロッキーの講師やったり

2014

エリアマネージャーをやりつつ、WEBデザインのスクール入学

2015

椎間板ヘルニアで動けなくなり自転車屋退職。同じスクールの 3DCGデザイン学科へ入学

2016

株式会社デジタル・フロンティア入社。

2018

株式会社デジタル・フロンティア退社。3DCGを学んだ学校で非常勤講師になる。ZBrush のメイン講師を担当。

2019

KLab 入社。MMORPGの背景3DCG デザイン

2021

AI のスクールに通って AI を学ぶ

2023

テクニカルアーティストグループへ異動。制作側のパイプライン開発中

中野さんも様々な経験を経てKLab入社に至っています。またKLabの中でも3DCGからテクニカルアーティストへジョブチェンジしたことがとても気になりますね!

ターニングポイント

3DCGからテクニカルアーティストへジョブチェンジ

薄井 到(うすい いたる)[KLab株式会社]

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経歴

2012

芸術系の専門を卒業後アニメ背景美術会社へ就職

2013

株式会社サイバーエージェントのゲーム事業部へ転職。引き続き背景美術の制作を担当

2015

ゲーム事業部の子会社化に伴い株式会社QualiArtsへ異動。引き続き背景美術の制作を担当

2018

LINE株式会社へ転職。背景美術やコンセプトアートなど担当

2021

KLab入社。複数新規案件の背景美術やコンセプトアートを担当

2022

R&Dプロジェクトでイラスト制作から背景モデルの制作を担当

2023

コンセプトワークスチームへ配属

薄井さんは背景美術から始まり、近年ではモデル制作からエンジンでのセットアップと見た目の調整まで業務範囲を広げているとのこと。どんな流れで業務範囲を広げていったのか是非伺いたいです!

ターニングポイント

モデル制作からエンジンでのセットアップと見た目の調整まで業務範囲を広げている

座談会テーマ「専門領域+Add One Skill(アドワンスキル)」

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宮内俊成

(KLab)

「新しいスキルを身に付けたことで何か変わったことはあったでしょうか?」

安井

安井 聡史

(MIXI)

もともとサウンド職だったんですが、営業職に就いたことでコミュニケーションスキルが身に付きましたね。それによって仕事の手法が増えたので、それはその後に戻ったサウンド職や現在の仕事にも役立っていると思います。

ターニングポイント

営業職に就いたことでコミュニケーションスキルが身に付きましたね。それによって仕事の手法が増えたので、それはその後に戻ったサウンド職や現在の仕事にも役立っている

宮内

宮内俊成

(KLab)

サウンド職でも説明力が必要な場面は多いですよね。やはり様々な経験は仕事にとってプラスに働く!ということですよね。

安井

安井 聡史

(MIXI)

結果論ですけどね。笑

中野

中野 裕太

(KLab)

自分はそもそもスキルを身に付けていなければ、まだ自転車屋なので 笑
美大からずっと芸術畑でやってきた自分が一般職についた時、とてもギャップを感じました。なので大学の聴講生になって一般的な勉強を裏でしていました。その間4.5.年デッサンをしてなかったんですが、就職のためにデッサンをしてみたら、なぜかデッサンが上手くなっていたんですよね。きっと色んな経験をして新しい見え方が出来たんじゃないかと思っています。

宮内

宮内俊成

(KLab)

本来やろうとしていることと違う事をやっていても、それが回りまわって自分の糧になるっていう実例が聞けて嬉しいですね。

薄井

薄井 到

(KLab)

自分は業務の範囲が広がった。という事ですね。他は元々の専門知識以外が増えたことで、3Dに関連する仕事において見当が付きやすくなり、効率的に仕事出来るようになりました。あとは他のアーティストと話す時に意思疎通がスムーズになったことが良かったです。

宮内

宮内俊成

(KLab)

みなさん結構色々変わりましたね。やっぱり
「他の仕事にもトライしてよかったってことでしょうか?」

薄井

薄井 到

(KLab)

良かったと思います!

中野

中野 裕太

(KLab)

良くないと自分はまだ自転車屋です 笑

安井

安井 聡史

(MIXI)

良かったと思います。色々な経験をしたことで、あの時感じてた壁は大したことないと感じられるようになりましたね。変化に強くなった気がします。

宮内

宮内俊成

(KLab)

みなさんすごいですね。とはいえ、やはり新しいことをしようとする時
「モチベを維持するのは大変だと思いますが、その辺りどうしていますか?」

安井

安井 聡史

(MIXI)

僕は仕事の中で興味を持てる面白そうなポイントを見つけようとしています。

中野

中野 裕太

(KLab)

僕の場合、実は「継続する努力」をしていません。そうじゃなくて「辞めない努力」をしています。やりたくない時はやらない。勉強に対してネガティブなイメージを持ちそうなことをしていません。スケジュールも立てていません。スケジュールが崩れるとやる気がなくなるので。ただこれは仕事外の勉強の話ですよ!仕事はしないと 笑

薄井

薄井 到

(KLab)

自分はまだ吸収中の身なのでどんなことも新鮮に勉強出来ています。しいていうとゲームをプレイして自分の職種の制作物を見ることですかね。
例えば僕は背景アーティストなのでゲームの背景を眺めながらプレイしていると、これはどうやって作るんだろう?っていう熱い気持ちになれるのでオススメです。

宮内

宮内俊成

(KLab)

いいですねー!ではもし今後モチベを保つ方法が知りたくなったら、ぜひ今日の安井さんや中野さんの方法を活用してみるとよいかもですね。

最後の質問コーナーでは
薄井さんの「オススメのゲームやかっこいいゲーム表現方法」
中野さんの「学生時代にグアナフアトでピエロのアシスタントをしていた時の話」
安井さんの「これまでの業務がコーポレートブランディングに役立ったこと」
などにも回答していただきました。

みなさん業界や職種が違う様々な経験を経ることで、新しい知見や物事の見方を獲得し
その経験を生かして業務範囲を広げたり、また新たな分野に進もうとしていることが印象に残りました。世の中の変化を感じて、今後自分に何が必要かを考えている姿はとても勉強になりますね!
登壇していただいたみなさん、ありがとうございました!

最後に

KLabでは、一緒に働くクリエイターを募集中です!
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