
ITホールディングスグループの株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上野 昌夫、証券コード:4799、以下、アグレックス)とKLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下、KLab)は、2010年8月より個人情報保護対策ソリューションで協業を開始しました。
協業の経緯
アグレックスはこれまで自社製品である「個人情報秘匿システム」をキーにして、さまざまな個人情報保護製品やシステム構築をお客様に提供してきましたが、KLabの「P-Pointer」導入に関するご依頼やお問い合わせが多くありました。また、アグレックスとKLabで共同開催したセキュリティセミナーなどでのお客様の関心も高いことから、アグレックスは「P-Pointer」のソリューションパートナーとして契約するとともに、「P-Pointer」をアグレックスの取り扱い商品として正式にラインアップに加えました。
アグレックスは、「個人情報秘匿システム」の構築ノウハウをベースとした自社の個人情報保護対策ソリューションに、個人情報ファイル検出市場シェアNo.1の「P-Pointer」を加えることで、さらに精度が高く、効果的な個人情報保護対策ソリューションの提供が可能となりました。
製品情報
「個人情報秘匿システム」について
「個人情報秘匿システム」は、システム構築時の各種テストの際に必要となるテスト用の個人データを、架空のデータに変換するシステムです。住所は住所、姓名は姓名といったように属性を維持したまま一定のルールに沿って変換することにより、名寄せテストなども含め本番さながらのシステムテストを可能にし、個人情報漏洩防止と高品質なシステムテストの両方を実現します。
製品詳細情報 http://www.agrex.co.jp/service/system/security_personal.html
「P-Pointer」について
「P-Pointer」は、PCやサーバのハードディスク内の「どこに」「どのような」個人情報が「いくつ」あるのかの洗い出しを可能にする個人情報検出ツールです。定期的に従業員自身によるファイル整理を義務付けることで個人情報管理の運用サイクルを確立し、従業員一人ひとりのセキュリティ意識向上を促します。また、クライアントPCへのインストールが不要のため導入・展開が容易なシステム構成となっており、多くの企業様にご導入いただいています。
製品詳細情報 http://www.klab.jp/p-pointer/
今後の展開
「P-Pointer」の付加価値を提供
- 「P-Pointer」の検出結果をより効果的にご利用いただくために、お客様のニーズに合わせたレポートやWEB画面などを構築、提供します。
- 株式会社インテックの「快速サーチャーLogRevi」(※1)に「P-Pointer」の検出結果データを取り込み、個人情報の違法操作などの追跡調査が可能なソリューションを提供します。
- 「P-Pointer」をより効率よく利用いただくための導入支援、運用コンサルティング、システムサポートなどを提供します。
「個人情報秘匿システム」と共に「P-Pointer」の販売を強化
「個人情報秘匿システム」の提案先や導入済のお客様へ「P-Pointer」を紹介することにより、両社の売上拡大をめざします。特に金融機関を中心とした、顧客情報を多く保有するお客様に対して販売展開を行います。
販売目標および価格
販売目標
2012年3月までに新規10,000ライセンスの売上をめざします。
参考標準価格
100ライセンス: 650,000円(税抜)/年
1,000ライセンス: 3,700,000円(税抜)/年
※1 株式会社インテック及び快速サーチャーLogRevi について
ITホールディングスグループのインテックは1964年創立の独立系総合IT企業です。IT コンサルティング、システムインテグレーション、ソフトウェア開発、アウトソーシング、ネットワークを柱に、お客様に最適なトータルサービスを提供しています。
「快速サーチャーLogRevi」は、企業内に存在する様々なシステムのログを統合管理することに加え、統合ログ管理に必要な様々な機能を搭載した株式会社インテックの製品です。
http://www.intec.co.jp/service/detail/logrevi/index.html
アグレックスについて(東証一部、証券コード:4799)
アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965 年の創業以来、半世紀近くにわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後、システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理とIT のノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。
KLab(クラブ)について
KLabは、2000年1月にサイバード社の研究開発部門・ケイ・ラボラトリーに端を発し、同年8月に法人化、モバイルの研究開発企業・株式会社ケイ・ラボラトリーとして発足して以来、時代とともに業態を変化させながら成長してきました。昨年からは、ソーシャル専用サーバーホスティングとともに、多くのソーシャルアプリを提供しており、今後は、グローバル規模のソーシャルやクラウドの研究開発型企業を目指してまいります。