CEDEC2023「AirLab導入でテストコストの大幅削減と品質向上! 数十台の端末を一斉に全自動テストできる社内DeviceFarmについてご紹介」関係者への御礼と情報共有

CEDEC2023関係者への御礼と情報共有

こんにちは、KLab株式会社の許です。

CEDEC2023にて村上、河村、許の三人で「AirLab導入でテストコストの大幅削減と品質向上! 数十台の端末を一斉に全自動テストできる社内DeviceFarmについてご紹介」というタイトルで講演させていただきました。  

この度は、暑い中、足を運んでご来場いただいた方々、リモートで講演をお聞きいただいていた方々、そしてイベントを支えてくださったスタッフの皆様に心からの感謝を申し上げます。
私たちの講演が皆様の役に立つことができれば幸いです。

本日講演資料を公開しました。改めてご覧ください。

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なお、CEDECの会期中にいくつかご質問をいただいたため、フォローアップしたいと思います。


Q1

ツールやドキュメントやマニュアルは日本語版がありますか?

A1

NetEase社が準備している最中で、近い将来に公開される予定となっています。


Q2

障害対応のための出社頻度はどれくらいですか?

A2

障害対応のための出社は、多くても週に一回程度となります。というのも、出社は基本的に最終手段としての対応です。
その前に、DeviceKeeperのGUIを利用して端末に対する操作、例えばUSBの抜き差し、充電のオン/オフ、端末の再起動等の障害回復手段を取ることができます。
DeviceHub(端末制御用PC)のサービスをリスタートすることも可能です。
それらの手段により障害が回復しない場合のみ、出社して対応いたします。
また、月に一度の端末点検が行われ、その際には出社し、端末の棚卸しやバッテリー膨張のチェックを行います。


Q3

ラック内の端末の温度管理はどのようにしていますか?

A3

ラックは金属製で、その内部には強力なファンを13個搭載しています。
さらに、24時間体制での社内空調とサーキュレーターを使用して温度管理を実施しています。
また、ラック内には温度湿度センサーが設置されており、設定された閾値を超えるとメールで警報が通知される機能があります。


Q4

iOS端末には対応していますか?

A4

iOS端末の対応について、アプリ関連とテスト関連の2つの側面から説明いたします。
アプリ関連では、例としてアプリのインストール、アンインストール、起動、終了などがサポートされています。
導入初期には、当社はAPIをラップするツールを用いてこれらの機能を実現していました。
最新の情報として、AirLab を使用している場合、airtest.core.ios.ios moduleのAPIを利用することで、これらの操作を簡単に行えます。
テスト関連については、iOS-Tagent をサポートしています。
iOSの開発者アカウントに端末を登録した後、Xcode からiOS-Tagent(UITest)を起動する手順が必要です。


今回の講演に関するお問い合わせは、こちらのフォームからお問い合わせください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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