2020年新卒技術研修の紹介 〜Go研修編〜

技術広報グループのyoshimori-kです。 KLabでは7月1日から7月22日まで、2020年新卒向けの技術研修を行いました。

今年はコロナウイルスの影響で、研修はほぼ全てがGoogle Meetによるリモートでの開催となりました。 研修から5ヶ月あまり経過し、時すでに遅し感が否めませんが......。今回はその中からGo研修をご紹介したいと思います。

KLabでは禍つヴァールハイトのゲームサーバや、社内のプロジェクトで使っている開発ツールなどにGoを使用しています。

研修はバックエンドアーキテクチャグループに所属する山本啓太さんをメインに、2019年の新卒であるT.A.さんがアシスタントをする形で行われました。

前半では座学形式でGoの特徴や環境構築について学び、後半では実習形式で新卒メンバーが1人ずつSlack botの開発を行うという流れになっています。 リモートでは対面での研修よりも進めづらい点もありましたが、新卒からの質問に2名体制で対応し、解決しない場合は画面共有でフォローするといった工夫で、例年と変わらないクオリティの成果物を出すことができていました。

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実習で作られたSlack botの中から、アイデアが興味深かったものをいくつか紹介したいと思います。

ダーツの旅bot

ダーツの旅botの使用例

こちらは、新卒のN.T.さんが作成したダーツの旅botです。

日本テレビ系列の某番組のコーナーを模したbotで、@ダーツの旅bot ダーツの旅と呼びかけると日本の市区町村をランダムで選択し、GoogleMapやWikipediaのリンクを添付してくれます。 ランダムに選ばれた市区町村の地図を見たり、Wikipediaの記事を読んだりして「へー、こんな市があったんだ」「コロナが落ち着いたら、いつか行ってみたいな」と思いを巡らすのは、良い息抜きになりました。

えぬえすbot

えぬえすbotの使用例

新卒のS.M.さんが作成した、業務に役立ついろいろな機能を提供してくれるbotです。

  • 与えた引数の順番をシャッフルして返すshuffleコマンド
  • 引数を指定した数の組に分けてくれるteamコマンド
  • 引数から指定した数だけ要素を抽出して返すchoiceコマンド
  • Slack上にSLを走らせるslコマンド

などの機能を利用することができます。

業務中にこれらの機能が必要となる場面は意外と多く、例えばチームメンバーとの1on1の順番を "えぬえす shuffle 佐藤 鈴木 田中" で決めたり、夕会の進行役を "えぬえす choice 1 佐藤 鈴木 田中" で選んだりと、何かと便利なbotです。

終わりに

Go研修は、Go言語の基礎だけでなく、Slackをより便利に活用するためのbot作りも学ぶことができ、研修終了後に配属されたプロジェクトでも役立つ知識を得ることができる研修となっています。

来年以降も同じ内容の研修を行うかはまだ未定ですが、気になった方はKLabの採用情報ページもぜひ覗いてみてください。

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KLabのゲーム開発・運用で培われた技術や挑戦とそのノウハウを発信します。

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