
アニソン業界初の産学連携プロジェクト、洗足学園音楽大学とKLab株式会社によるバーチャルボーカルユニットプロジェクト『PRISM CHORD(プリズムコード)』のオーディションが、2023年5月に開催されました。
4月に開催されたオリエンテーションから約1か月。
オーディションに参加する洗足学園音楽大学声優アニメソングコースの学生の皆さんは、この日に向けて役作りを行い、歌唱の練習を積み重ねてきたとのことです。
今回は、そのオーディションの様子をレポートします。

▲オーディション前の様子
オーディションは、全ての講義が終わった夕方からスタートしました。
控室や空いている教室を使って、直前まで練習をする学生の皆さん。準備万端です!
KLabサウンドディレクターの標葉、林からの挨拶では、KLabのクリエイター達がこの日をとても楽しみにしていたという事が伝えられました。江原先生は、普段の雰囲気に笑いも交え学生たちを和ませつつ「重ねてきた練習の成果をオーディションの場で出し切ることが大切である」という話をされていました。

オーディションは各役柄毎に行われ、実際に発表する予定の楽曲をワンコーラスだけ歌唱します。トップバッターの学生さんの緊張は計り知れません。ですが、緊張を上回る熱意と想いに溢れていました。
『PRISM CHORD』の楽曲は3曲それぞれにユニークで、音やリズムの取り方の難易度が高い楽曲もあり、歌唱力が求められます。更に役柄を乗せて歌唱しなければならないので、簡単ではありません。
今回のオーディションに参加してくれた学生の皆さんからは、何度も練習を重ねてきた様子が伝わってきて、審査員も驚き感動していました。

▲役作りとして、ロリポップを手に歌唱する学生も
歌い終えた後、審査員からセリフを言うリクエストもありました。
技術、表現だけでなく役柄の理解が、作曲家やイラストレーターの描く世界観により近い方を求めていることがうかがえます。緊張して歌唱した後のお題に驚きつつも、皆さんしっかりと自身の描いたキャラクターを演じていました。
審査員からは「練習を重ねてきてくれたことが伝わってきた」、「作品を理解してくれて嬉しい」など言葉がかけられます。
言葉をかけられ、はにかむ姿、審査員からの質問に真っすぐに応える姿は、とても学生らしく、また学生の皆さんの素の部分が表れているようでした。

▲オリジナルのダンスや、ラップを作ってきた学生も!
ひとり数分の限られた時間ではありましたが、学生の皆さんがこのオーディションへ向けて準備を重ねてくれていたその熱量と誠実さに、KLabのクリエイターたちは大いに刺激を受けたようです。
また、個性豊かで魅力的な学生の皆さんの姿に「あの学生さんには、こんな役をやらせたい」など、新たなキャラクターの構想まで生まれたとのこと!
さて、バーチャルボーカルユニットプロジェクト『PRISM CHORD』は誰に決まるのでしょうか!?

KLab Sound Team
Twitter:@klabsoundteam
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