世界最大のデモパーティ「Revision」で優勝!制作したKLab社員にインタビュー

今年4月にオンライン開催された世界最大規模のデモシーンパーティ、「Revision」のPC 64K Intro部門にて、KLabGame事業部・クリエイティブ部所属のKLab社員による作品(2名による共作)が第1位となりました!

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2011年からスタートしたRevisionの歴史を通して日本人による優勝は2組目(今回KLab社員が参加したPC 64K Intro部門に限ると日本人初優勝)となるそうです。

・・・ちなみに「Revision」とは・・・

コンピュータを用いた音や映像アートの作品である「デモ」(もしくはメガデモ)を発表してコンペティションで競い合ったり、お互いに交流して楽しむイベントを「デモパーティ」と呼び、その、デモパーティのなかでも世界最大規模のイベントが「Revision」なのです。

例年リアルイベントとしてドイツで開催されているRevisionですが、今年は新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大の影響によってオフラインでの開催は中止となり、オンラインでの開催となりました。

・・・さて、前置きはこのくらいにして、優勝作品をご紹介いたします!


作品名:
RE: SIMULATED by gam0022 & sadakkey

※WebGL / WebAudioというWebの技術を用いて実装したデモ作品のため、最新のChromeと高性能なPCがあればブラウザ上で動作いたします。

64KB HTML version
 https://gam0022.net/webgl/64k-intro_resimulated.html

NEORT version
 https://neort.io/art/bqa4pgs3p9f6qoqnmujg

***

さらに、制作した2人からのコメントをご紹介します!

広報:
今回、作品の中での苦労・工夫したところや楽しかったところがあれば教えてください!
(以下、H・Nは優勝した社員名)

KLabGames事業部H:
今回エントリーしたPC 64K Intro部門は、作品データの容量を64KB以内に収めるという制約が設けられています。
そのため、Unityなどの既存のゲームエンジンに頼らず、描画エンジンや制作ツールをすべて自前で開発する必要がありました。
64KB部門のためのエンジンとツールの開発は自分にとって初めての試みだったので、苦労しました。

クリエイティブ部N:
データの容量の都合上、サウンド(※)もwav、mp3、oggなどのデータを使用することができなかったため、GLSLという言語を使用したコーディングによる作曲に挑戦しました。
コーディング自体がほぼ初の試みでしたので、中々自分の思い通りの音色が出来上がらなかったことが苦労したところだと思います。
(※Nは作品のサウンドを担当)


広報:
作品のなかでこだわりポイントはありますか?

KLabGames事業部H:
前半のシーンはフラクタルを多用して情報量の多いビジュアルにしました。
映像のビットレートが高くて動画では綺麗に再現しにくいので、ぜひお手元のPCで動かしてみてもらいたいです。
また、サウンドとシンクロした展開にすることで、観た人の感情を煽るようにしました。また、後半の宇宙空間のシーンでは、尊敬するデモ制作グループをイメージした惑星とグループ名を登場させました。
これはグリーティング(挨拶)と呼ばれるデモシーンにおける慣習です。

クリエイティブ部N:
後半の展開で山が欲しかったため、人が「あ~っ」と言っているような音色を作ってみました。また、スピーカー鳴りも気にして、なるだけ低音が出せるようにキックドラムの音色作りにもこだわって作ってみました。


広報:
デモ制作の面白いところ、好きな点があれば教えてください。

KLabGames事業部H:
デモのコンペティションには大抵厳しい制約があって、たとえば今回は作品データの容量を64KB以内に収める必要がありました。
そんな中で制約があることを全く感じさせない作品を生み出すことに面白さを感じます。
観た人から「どうやって実装してるんだ!?」と驚かれると、これ以上ない達成感を覚えますね。

クリエイティブ部N:
制約のある中でどれだけ映像と音をマッチさせることができるかが個人的には面白い部分かと感じでいます。
サウンドでも、この音どうやって出しているのだろうという素敵な実装をされている方が多いので、作品を聞いてるだけでもとても勉強になります。


広報:
これからもRevisionなどデモ関連のイベントなどには参加されますか?

KLabGames事業部H:
もちろんです!今年はコロナウィルスの影響であいにくオンラインでの開催となりましたが、来年はぜひドイツ現地に赴いて参加したいと思っています。

クリエイティブ部N:
サウンドという立場で挑戦できることがあれば是非参加したいと思っています。



***


息の合った2人のコラボレーションが、社内だけでなく、社外でも世界一の評価につながりました!
このような社員ひとりひとりの知識や経験・技術が、ゲーム制作にも活かされております。今後もKLabの作品にご期待ください!

なお本作品の詳細については、以下ブログでもご紹介いたしております。
ぜひご覧ください。

Creativeブログ
「Revision 2020 のPC 64K INTRO 優勝作品のサウンドについて」

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