「CEDEC2020」に登壇したKLab社員にインタビュー!

9月2日(水)~4日(木)にてオンライン開催された「CEDEC2020」。

KLabからは、8セッション13名が登壇いたしました。
(この、「1企業(団体)から13名」は、イベント全体でもとても多い数字だそうです!)

今回は、「『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』(スクスタ)のライブ演出制作秘話~超高品質な3Dライブ演出を表現するための制作概要とオリジナルTimelineツールについて」のセッションに登壇したKLabGames事業本部の社員にインタビューを行いました!

まずはCEDECの登壇内容を少しだけご紹介!

セッションのメインテーマは、ゲーム内で表現されるライブのオリジナル演出をどのように実現するかについて。

2020113001.jpg▲講演時の様子

(オリジナル演出として)色や照明など多種多様な<要素>が考えられる中で、いかに原作らしさを表現するか、また、それぞれのキャラクターに合った表現は何か...など日々研究していると発表しました。

プレイヤーのみなさまに楽しんでいただけるよう、機能拡張や新しい映像表現の模索を常に行っております!

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今回、実際に登壇した社員のOさんIさんに追加で広報ブログ向けにお話しを伺いましたのでご紹介します!

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広報:
Oさん、Iさん、今回は登壇お疲れ様でした!
まずはお二人のお仕事である「FXアーティスト」について、また、普段のお二人の業務内容について改めて教えていただけますでしょうか?

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Oさん:
FXアーティストの業務内容はゲームの内容によってさまざまです。
アクション系のゲームであれば攻撃エフェクトやカットインの制作、ガチャ演出やUI演出といった業務なども幅広く携わっています。

例えばあるタイトルのプロジェクトでは主に3Dライブの演出に関する業務を行っています。
ライブ中のライティング制御、ディスプレイデザイン、パーティクル制作など、モデル・カメラ・モーション以外の要素の作成を行っています。

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Iさん:
私も、Oさんが話していたタイトルの3Dライブの演出を担当しています。
エフェクトを作る事よりも、ライブをより魅力的に見せるために、楽曲の中でのストーリー性を考えたり、一枚絵として魅力的になるよう画作りに注力しています。

また、演出では光の表現にこだわっていて、HDRを使った光の表現やポスト処理など、より印象的なシーンを作るようにしています。
その他にもエフェクト制作などのほか、最近は3Dチームのリーダーとしてマネジメント業務も勉強中です!


広報:
作品によって演出や表現はさまざまなのですね...!
ちなみに今回はどういった経緯でCEDECに登壇されたんですか?

Oさん:
自分たちが開発してきた3Dライブにまつわる情報を社外に発信したいと考えたのがきっかけです。

Iさん:
Oさんから声をかけて頂いて、一緒に登壇することになりました!
KLabのクリエイティブの良いところを社外に発信できていたら嬉しいです。


広報:
なるほど。お互いのチャレンジしてみようというスタンスが実際の登壇につながったのですね!
・・・業務命令で指示されて、というのがよくある流れかと思っていましたが、現場で一緒にやってみようよ、という雰囲気になるのはいいですね。(というか、意外と珍しいのでは?!)

Oさん:
今年の春からは完全に在宅で業務をしていますが、チームのみんなとは常にかなり細かくコミュニケーションをとっています。
社内のチャットツールを使って、雑談ベースでも気軽に話したり相談ができるようにしたり。

毎日行っている部内のオンライン会議では、その日の業務報告だけではなくて、話題になっているトレンドの動画についてや、ゲームの情報などを共有して「こういうのやりたいね」っていう話をしたりもしています。

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Iさん:
縦横関係なく、「褒める文化」がありますよね。オンライン会議でも「○○さんのこれよかったですね!」とか自然に話しますね。ときには上司にも(笑)。


広報:
わりとフランクになんでも話せる雰囲気なのですね!しかも、それがしっかり今後の業務につながっている...。
こういった点はKLabならではだったりするのでしょうか。

Iさん:
そうですね。クリエイティブだけに限らないのですが、プロジェクトの枠を超えて、勉強会や部活動など社員の交流が多く、意見の交わしやすい空気ができている点はとても良いですね!
こういった交流の中から新しい成長もあるかと思うので、KLabのとてもいい文化かと思います。

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Oさん:
(KLabのよさという点で)私から補足させていただきますと、常に新しいトレンドツールを取り入れながら、それぞれのプロジェクトでクオリティ高いエフェクトや演出を作成し続ける技術力と探求力、というのはもちろんベースにあると思います。

と言いつつ、Iさんの言う通り、私も交流を楽しんだり、そこから学んだりしていますので、やはり職場の居心地の良さは仕事の質にも多少は寄与しているかもしれませんね。

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Oさん・Iさんありがとうございました!

KLabのゲームには、最新の技術とともに日々の研究成果やあらゆる工夫が常に反映されていることに改めて気づかされました。
(エフェクトはゲームに欠かせない要素の1つの認識ではありましたが実際にプレイしていると気づかない部分もあると思うので、これからはもっと注視してみようと思います...!)

今回広報ブログとしてご紹介できたセッションはほんの一部でしたが、他にも大勢のKLab社員が登壇させていただきました。


KLab社員によるセッション概要一覧は以下からも確認いただけますのでぜひご覧ください!

https://www.klab.com/jp/press/release/2020/0901/klabcedec2020813.html

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