【インタビュー連載 3】秒間3,000PVを超えるアクセスを安定して捌く背後に技術者あり~DSAS技術統括責任者が考える技術へのこだわり~

DSAS責任者でもあり、
[24時間365] サーバ/インフラを支える技術』
著者でもある弊社・安井のインタビュー連載第3回です。

 ・連載第1回はコチラ
 ・連載第2回はコチラ

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プロフィール

安井真伸(やすい まさのぶ)

KLab 研究開発部
インフラストラクチャグループ マネージャ
DSASの開発・運用責任者


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-- KLabに入って最初の仕事は?


当時、インフラ周りを2人で見ていて、その上でいろんな案件が常に動いている状態だったので、そこに配属になりました。やることは案件からの要望に答えるような形が一つと、社内の設備で困ったところは直していくということをやってました。

 

-- DSASとの関わりはその頃からですか?

 

ちょうどその頃、ケイ・ラボラトリーでインフラやってるけど、呼びづらいから名前つけようってことで、DSASっていう名前が出はじめたんですよ。

構成とかは今とは全然違うんですが、少人数で何十台ものサーバを管理するならどうすれば良いかっていう、大本の考え方はあって、その考え方に非常に共感できたんです。

「ああ、こういう考え方でこういう構成にしてるんだ」っていうのを理解しながら

作業している時でも時々面倒くさいところとか、何かあったら辛いっていうところがあるから、そういうところは随時直していく感じでしたね。

 

-- 今でこそ減ったけど、当時は夜中にデータセンターに行くことも多かったようですね?

 

多かったです。娘の3歳の誕生日の時にデータセンターに行きましたからね(笑)

まあ、インフラ系の仕事してる人に共通に言えることなんですけど、深夜とか休日とかに仕事するのは嫌いじゃないんですよ、困ったことに(笑)

ただ、同じことを何度も繰り返したくないから、10回のコマンドを1回で済むようにしたりということに注力してるわけです。



 

■ こんな人がKLabに合っている

 

--どんな人がKLabに合っていると思いますか?

 

自分のやり方を貫いてみたい人。

組織とか会社って、決まりだったり、前にやってた人が作ったものをベースにして、それに従ってやることが多いけど、それに対して、こうした方が良いよねっていうのを考えられて、そして「これがこうなってるのは、誰かがこう考えたからに違いない」っていう発想まで出来る人には合ってると思います。

 

例えば、仮想サーバーが最近流行っていて、「仮想サーバーを使って〇〇しました」っていう人はいるけど、「仮想サーバーを使うと何が嬉しいの?」という質問には答えられなかったりする人がいます。なぜ仮想サーバーが必要になったかということを考えたことがあれば、そうはならないと思うんです。

目の前に動くものがあるっていうことは、それを作った人が必ずいるわけで、最初に作った人が何のためにそれを作ったのかっていうところに思考がおよぶ人だと色んな意味で強いですね、どんなことやるにしても。

特にインフラの場合って、インフラだけじゃ何もできなくて、上にアプリが乗って初めて動くんですよ。

そのアプリっていうのは、誰かが何かをしたいから作るわけで、下から見てると、誰が何をしたいかっていうところの人とは直接の交流ってなかなか持てない。だけど、システムの構成を考える上では、「こういうものを作りたいっていうことはこういうことをしたいんだな、じゃあこういうところに気をつけてチューニングしなきゃいけないんだな」っていうことを一生懸命考える。なかなか聞きづらい立場にいるからこそ発想力っていうのが生まれてくるのかな、と思います。

 



■ 人生の目標

 

-- 人生の上での目標はありますか?

 

人生レベルで言うと、子供の頃からだけど、先のことが考えられないんですよ。

今、手を抜かないっていうところに注力してて。まあ言い訳って話もあるんですけど(笑)

今ちゃんとやってれば未来もきっといいだろうっていうところは根底にありますね。

あーだこーだ考えて何しようって悩むぐらいだったら、今、目の前にあることを確実にこなすとか、そこにあるものを納得行くまで追求するとか、その経験がきっと今後の役に立つだろうと思ってるし、実際役に立ってきましたから。

フロッピーディスクを目の前にして、その仕組がどうなってるかっていうことを考えなければ、私はもしかしたらここにいなかったかもしれないし、この業界にいなかったかもしれないですね。

ただ、今後仕事をしていくにあたって、フロッピーディスクの仕組みを考えられるような人と一緒にやっていきたいという思いはありますね。ありがたい事に、今の環境は本当に意識が高い人が多くて、仕事仲間に恵まれてるなと感じます。今後、社内の人とやるにも、社外の人とやるにも、そういう人達と一緒にいい仕事ができればエンジニアとして幸せだと思いますね。

 

(完)

 

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