弊社ブログの読者の皆さん、こんにちは。今日は特別な取り組みについてお話しします。
当社のイラストレーター 薄井さんと、サウンドクリエイター 林さんが協力し、一つの作品を生み出しました。
それは「海の日」を着想のテーマにしたもので、最終的に「少年の夏休み」というタイトルのついたイラストと音楽のコラボレーション作品となりました。
インタビュアー
まず、薄井さんと林さんのご経歴について少し教えていただけますか?
薄井
イラストレーター
キャリアのスタートとしてはアニメの背景美術ですね。
その後モバイルゲーム開発系の会社を転々としつつ主にコンセプトアートや背景周りをメインに描いてきました。
林
サウンドクリエイター
私の方は遊技機のサウンド部門からはじまり現在のKLabでのサウンド業務に至ります。
BGMとSEの制作や実装周りの作業をメインに行っております。
インタビュアー
それぞれ異なる経歴から、今回のプロジェクトへと至ったわけですね。
では、今回の作品のテーマとなった「海の日」について教えていただけますか?
薄井
イラストレーター
「海の日」を着想のテーマとして、少年時代の無限の想像力と夏の日の思い出を表現しました。
周りの雑踏をよそに、少年が自分だけの世界に没頭している様子を描きました。
インタビュアー
素晴らしいテーマですね。
それでは、具体的な制作過程について教えていただけますか?
林
サウンドクリエイター
最初に私が「海の日」や「夏休み」のムードを持つ音楽のラフを作りました。奇をてらわず典型的に海や夏の印象に結びつくボサノバに楽曲ジャンルを定め制作し、その後、薄井さんにその音楽から感じ取れる単語を抽出していただきました。
薄井
イラストレーター
その抽出した単語を基に、ChatGPTに絵の構成を相談しました。
ただ、単純に絵のレイアウトを相談しても絵の見せ方が唐突すぎたり意味のないものになっていて面白くなかったんです。
なので、以下の情報を与えて再度考案してもらいました。
そして、AIが出力したコンセプトアイディアを基に、私がイラストを制作しました。
人間にはなかなか想像できない新しい発想を得たり、とにかくアイデアの数を出すにはChatGPTはとても効率的だと思いました
インタビュアー
なるほど、AIを活用した創作の流れですね。このプロジェクトにおける最大の挑戦は何でしたか?
薄井
イラストレーター
それはサウンドから着想を得てイラストを制作すること、そしてAIを健全な形で用いることでした。
これは通常の創作プロセスとは大きく異なり、新たな視点や発見につながりました。
インタビュアー
今回、初公開となるこの作品を皆さんにお見せできることはとても楽しみです。どんな反響を期待していますか?
林
サウンドクリエイター
カジュアルにAIやそれを利用した制作を試してみることの一助になれば良いなと思っております。
インタビュアー
薄井さん、林さん、ありがとうございました。今回の作品がこのブログ記事と同時に公開されていますので、皆さん、ぜひともその魅力を堪能してください。それぞれの才能が融合したこの作品が、皆さんに新しいインスピレーションを提供できることを願っています。
KLabのクリエイターがゲームを制作・運営で培った技術やノウハウを発信します。
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