KLab株式会社

ニュースリリース一覧ページに戻る

2009/05/22

KLab、情報漏洩防止の次世代型セキュリティ技術を開発

~ 爆発的に拡大する未知ウイルスへの対抗策をIPAX2009にて発表 ~
KLab株式会社
代表取締役社長 真田 哲弥

KLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下、KLab)は、Windows PCからの情報漏洩への対抗策として応用の可能な新規技術を開発しました。この研究成果を5月26日(火)~27日(水)に東京ドームシティ プリズムホールで開催されるIPAX2009(アイ・ピー・エー・エックス2009)にて発表いたします。

開発に至る経緯

従来型のウイルス対策ソフトでは、近年のウイルス・マルウェアの爆発的増加や標的型攻撃による情報流出を防ぐことが困難な状況となりつつあります。KLabはパターンマッチング型ウイルス対策ソフトとは異なるソリューションの必要性を鑑み、新規技術の研究開発に取り組んだ結果、信頼するプログラムだけに所定のファイルへのアクセスを許可する「ホワイトリスト型」方式を採用いたしました。

今後、未知のウイルス/マルウェアにも対抗しうる次世代型情報漏洩防止ソフトウェアとしての実用化を目指しています。

ウイルス対策の現状

爆発的に増大するウイルス/マルウェア!

世界中に蔓延するウイルスの種類は2004年頃から爆発的に増加し、2009年には2.5秒に1件の新種マルウェアが登場するといわれています。今後、新種ウイルスの発生ペースが加速することから、パターンマッチング型の発見駆除に限界がくることが予想されます。今回の新規技術はそのような危機的な現状を打破する手段としての活用を目指します。

090522_img01.jpg

(出典:AV-Test.org 2008年調査)

研究成果の概要

  • 各プロセスからのファイル/フォルダへのアクセス要求をカーネルモード空間で常時監視
  • 許可しないプロセスからのアクセスに対し、フォルダ単位/ファイル拡張子単位でユーザデータを保護
  • 利用者のPC環境に応じてホワイトリストを自動生成
  • アプリケーションの脆弱性を衝いたバッファオーバーフロー攻撃(*1)に対抗するWindowsのDEP機能(*2)との連携
  • PCでの通常の操作を妨げない軽量、軽快なエンジン

※1:バッファオーバーフローは最も代表的なセキュリティ・ホールであり、さまざまなOSやアプリケーションに多く存在している問題である。現在OSで見つかっているセキュリティ・ホールの半数以上はバッファオーバーフローによるものといわれている

※2:Windows XP SP2より導入された「データ実行防止(DEP:Data Execute Prevention)」と呼ばれる保護機構

IPAX2009の概要

上記のように情報セキュリティ対策が急務となる中、企業ネットワーク外である自宅PCのセキュリティ対策が難しいという現状に対し、「P-Pointer 自宅PC監査サービス」が自宅PCの情報漏えい対策の一助を担います。

■名称
IPAX2009 (アイ・ピー・エー・エックス2009)
■テーマ
日本の元気を、ITで!
■開催日時
2009年5月26日(火)/27日(水)
10:00~17:30 (27日は、17:00まで)
■主催
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
■後援(予定)
経済産業省
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
■会場
東京ドームシティ プリズムホール
東京ドームホテル 地下1階「天空」 (5月26日のみ)
■ホームページ
http://www.ipa.go.jp/event/ipax2009/index.html
■入場料
無料
(但し、IPAX2009サイトから展示会入場券のダウンロードが必要です。)

会場では、ブースにて本研究成果の紹介を行います。説明資料の配布、デモを行うほか、説明員を配置し、会場でのご質問などにも対応いたします。また、5月26日(火)の14時15分から14時25分までプレゼンテーションを行います。

※記載された社名および製品名/サービス名は各社の商標または登録商標です。