KLab株式会社

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2010/04/07

KLab、世界初 Kindle用エミュレーター作りました。

~ さらにKDK用の勝手アプリも出来ました ~
KLab株式会社
代表取締役社長 真田 哲弥

KLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下、KLab)は、Amazon.comがこれから行う予定の電子ブックリーダー‘Kindle’用アプリの開発キット Kindle Development Kit (KDK)の配布に先駆け、世界初となる Kindle用勝手アプリを作りましたので、お知らせいたします。

KLabの開発者は、2月上旬のKDKのベータ開発キットの登録受付開始とともにエントリーを行いましたが、KDKの配布を待ちかねた結果、世界初で勝手に仕様からエミュレーターを自作し、KDKを使用することなく、さらに世界初となるKDK用の勝手アプリを作成しました。

[1]独自実装したKDKもどき

Amazonより公開されているKDKの仕様に基づき、KDKの全Javaインタフェース、及びKindleデモアプリを動作させるのに最低限必要な以下の2クラスを実装しました。

  • com.amazon.kindle.kindlet.ui.KComponent
  • com.amazon.kindle.kindlet.KindletContext

(※1)

[2]Kindleデモアプリ

Kindleデモアプリ画面イメージ

KLabが独自に実装したKDKライブラリ([1]) を使用して実装されています。

同Kindleデモアプリは(上記KDKの実装が正しければ)公式KDK配布後でも理論上ソースコードを書き換える事なく、Kindleデモアプリを動作させることが可能です。

作成したデモアプリ

開発言語

  • Java KDK(独自実装)

動作環境

  • 同アプリは後述のKDKエミュレータにて動作させることができます。

ソース公開場所

  • ロードランナーはソースの権利の関係で非公開です。
  • テトリスのソースコードは
    http://code.google.com/p/umjammer/source/browse/trunk/vavi-games-tetris-kdk

[3]KDKもどきエミュレーター

KDKエミュレーターではKindleデモアプリを実行し、動作確認を行うことができます。

開発言語

  • Java SE 6

動作環境

  • Java SE 6 RunTimeが実行できるコンピューター上

ソース公開場所

制限

  • (※1)以外のKDKクラスが使用されている箇所についてはエミュレーター上で動作しませんが、今回のデモアプリのようなキー入力と描画のみを使用する単純なアプリケーションであれば、問題なく動作確認を行うことができます。

※Kindle (Kindle Wireless Reading Device) とは
Amazon.comが製造・販売する電子ブックリーダデバイス・ソフトウェアおよびサービスです。

※KDK (Kindle Development Kit)とは
Amazon.comの電子ブックリーダー Kindle向けのアクティブ・コンテンツを構築するためのツールやマニュアル、開発したコンテンツをPCやMacでテストできるKindle Simulatorなどのツール群です。(iPhoneでいうiPhone SDK)

2月に限定ベータ開発者としての登録制の限定版を配布しましたが、公式KDKの配布はまだされていません。

KDKで開発したアクティブ・コンテンツは、米アップル社のタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」と同様に、年内には、作家だけでなく、ソフト開発者が開発したコンテンツをKindle Storeで販売できるようになる予定です。

■エミュレーターの使い方については
KLab株式会社 若手エンジニアブログ http://young.blog.jp.klab.com/

※本アプリケーションは、‘Kindle’の実機での検証はまだ行っておりません。
※記載された社名および製品名/サービス名は各社の商標または登録商標です。